正解か不正解か。
今日、関ジャニ∞の『友よ』のセブンイレブン盤?に収録されているドキュメンタリーをお友達に見せて貰った。
感想を一言で言うと、
すごい(語彙力1点)
私は、エイトのことをほぼ知らない。
曲もシングルしか知らない。
You&J会員ではあったが、買ったCDは浪花いろは節、大阪レイニーブルース、関風ファイティングくらい。
こう見えて(どう見えて)、元錦戸担ではあるが、私が好きだったのは『NEWSの錦戸亮』であり、『関ジャニ∞の錦戸亮』には全く興味がない、という異質で類稀なおたくだった。
そんな私がなぜ、このブログを書きたくなったかと言うと、前述のドキュメンタリーの最後に、ファンに向けてメッセージを伝えた大倉くん(以下、僭越ながらいつも呼んでる通りにたっちょんと呼ばせていただきます)の言葉が、とても胸に沁みたから。
1回しか見てないので言葉のチョイスは曖昧な上、一言一句覚えてはいないが、たっちょんは今の関ジャニ∞としての活動の仕方、ファンに向けての魅せ方について
「今が正解かどうかはわからない。でもこれが今のありのままの関ジャニ∞で、これが正しかったと思って貰えるように、これからも頑張ります」
的なことを言っていた。
もしかしたらおたくによっては「正解かどうかなんてわからない」なんて担当に言われたら、「はぁ〜??いや、己の行動に自信持てよ!」なんて思う人もいるかもしれない。
その感情が悪いなんて思わないし、そう思う人がいても不思議ではないと思う。
でも、私はそうは思わなかった。
このたっちょんの言葉を聞いて、今更ながらやっと気づいたことがある。
私は、自分の好きなアイドルの人たちに、「これが正しいよね!正解!アイドルとして100点!」なんてものを求めてはいない。ってこと。
たとえ、本人たちがやりたいと思ってる形、表現するものが、アイドルとしては正解じゃなかったとしても、それが好きな人たちの魅せてくれるものなら、それを応援したいし、それを信じたい。
……いや、うーん。ちょっとキレイごとすぎたな。
たとえ、正解じゃなかったとしても、「え?それって正解なん?ほんまに?」って思うことがあったとしても、それが大好きな人たちがやりたいこと、表現したいものなら、きっとそれを好きになれるし、信用できる。
私は、ジャニヲタがよく言う『担降り』という言葉が、どの基準で言うものなのかよく分かっていなかったけど、
大好きな人たちが表現する形を信用できなくなった時こそ、それを所謂『担降り』と言うのかなぁ、と思った。
外野中の外野である私がこんなこと言う権限はないのを承知で言うけど、
正直エイトが、『ジャニーズのアイドルとして正解か』と言うと、もしかしたらそうではないのかなぁと思う。
でも、そんなことどーでもいいなって思った。
正解か不正解か?
別に不正解でもいいやん。それが自分の好きなものなら。
アイドルってものは結局はビジネスで、商品なんやから、売れてナンボの世界。
CDが売れて、DVDが売れて、FC会員が増えて、ライブができて、チケットが売り切れて、ライブグッズが売れて…結局それが全て。
その結果を残せたら、たとえそれが所属事務所の求めてるアイドル像じゃなかったとしても、認めてもらえるんやと思う。
いい歳した大の大人の5人のアイドルたちが、格好つけずありのままの姿で、
「いつだって先輩蹴落としたろと思てる」だの、「まだまだ後輩に負けへんぞ」(ニュアンス)
って言ってるの、めちゃくちゃ、めちゃくちゃかっこよかった。
ガムシャラに、ひたむきに、彼らなりに、『ジャニーズ事務所のアイドル』に立ち向かってるの、死ぬほどかっこよかった。
私が、自担に求めてるのってこれだなぁぁぁ、と、切実に思った。
別に、自担のいるグループに、エイトと同じドキュメンタリー映像を見せてくれ、とは思わないし、そんなこと望んでない。
グループの特性もそれぞれにあるし、散々意見した通り、この『友よ』のドキュメンタリーが正解かどうかも誰にもわからない。
でも、これからどんなグループを応援するにしても、自分たちがやりたいこと、魅せたいものを、ガムシャラに、ひたむきに、一生懸命やってほしい。
偉い人から言われたことだけやるんじゃなくて、誰かの指示に従うだけじゃなくて、グループ全員が、1人1人が、ちゃんとグループに向き合って、いつか「あの時選んだやり方、正解やったな」って自信を持って言えるように、前だけを向いて欲しい。
たとえコケることがあったとしても、後ろにコケるんじゃなく、前にコケるように。
最後に。
この言葉の使い方が正しいかわからないし、今この言葉を使うと不快に思うエイターさんもたくさんいるやろうけど、
こんなにありのままの姿を、ありのままの言葉を伝えてくれる自担がいるなんて、
エイターさんが羨ましいです。
関ジャニ∞最高だよ!!!!